落語「おはぎ大好き」の舞台を行く 六代目三遊亭円窓の噺、「おはぎ大好き」(おはぎだいすき)より
■原典;熊本県菊池郡の民話。円窓五百噺より。
■おはぎとぼた餅;「ぼたもち」は「牡丹餅」と書いて牡丹の花の咲く頃春に食べるもの、「おはぎ」は「お萩」と書いて萩の花のきれいなとき秋に食べるもの。どちらも彼岸頃に食べる物。ものは同じでも言葉が違うなんて、季節感があって素晴らしい。
こんな噺が有ります。半殺し・皆殺し・手打ちとは・・・。
■マクラから。これも新潟の民話から取ったと言います。
* 親鸞聖人の従弟善照御坊が、金淵に善照寺を1263年に創立し、その後十一代住職の時水原城主に招かれ水原の山口に移転し手厚く保護されました。
古くから沈鎮伝説として語り継がれてきました。
福島潟。国の天然記念物であり旧豊栄市の鳥でもあるオオヒシクイをはじめとする220種類以上の渡り鳥が飛来するため、国指定福島潟鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されている(面積163ha)。また、多くの水生・湿性植物などが450種類以上確認されているほか、オニバス、ミズアオイ、ミクリなど全国的にも希少となっている植物の北限の地としても確認されている。このように、多くの自然が残されているため、福島潟は環境省の「日本の重要湿地500」「重要里地里山」、朝日新聞の「21世紀に残したい日本の自然百選」、新潟日報の「にいがた景勝100選」などに選ばれており、さらに「福島潟の草いきれ」として環境省の「かおり風景100選」にも選ばれている。
■命日(めいにち);故人が死んだ日に当る毎月または毎年のその日。忌日。
■玉に傷(たまにきず);完全で立派な物事の中に、わずかな欠点があること。白璧(ハクヘキ)の微瑕(ビカ)。
■呪い(まじない);(多く迷信として)
神秘的なものの威力を借りて、災いを除いたり起したりする術。禁厭。厭勝。符呪。”のろい”と読むと意味が重くなってしまいます。
■重箱(じゅうばこ);食物を盛る箱形の容器で、二重・三重・五重に積み重ねられるようにしたもの。多くは漆塗りで、精巧なものは蒔絵(マキエ)・螺鈿(ラデン)などをほどこす。
■本望(ほんもう);本来ののぞみ。もとからの志。本懐。望みがかなって満足であること。
2019年9月記 前の落語の舞台へ 落語のホームページへ戻る 次の落語の舞台へ |