落語ばなし

  

■落語五十音順索引■

あ〜お
「青空お婆さん」  誰よりも進んでいるお婆さんが、家族を翻弄してしまいます
「青菜」  「鞍馬山から牛若丸が出まして、その名を九郎判官。義経」と言いたいのが
「赤い部屋」  真っ赤な部屋に退屈すぎる男達が集まり、人間の死について
「赤貝猫」  艶笑話。女性を表すのに、船、豆、赤貝とか言われますが、猫がそれを見て
「アキ缶の由来」  自動販売機で買ったジュースのアキ缶はどこで始末をするか
「浅井の化け物娘」  →「化け物娘」
「朝友」  三途の川で出会ったなじみのお里と夫婦約束。ひょんな事で二人は生き返ると
「麻のれん」  杢市は強情っ張りだから、麻のれんと麻の蚊帳を間違えて蚊の餌食に
「足上がり」  主人に内緒で番頭が茶屋遊びをしたり、歌舞伎『四谷怪談』を観に行ったりすれば
「明日ありと」  『明日ありと 思ふ心の 徒桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは』親鸞上人
「愛宕山」  土器投げで谷底に小判を投げた。その小判は拾った者のものだという
「あたま山」  サクランボを種ごと食べたら頭から桜の木が生えてきた
「穴子でからぬけ」  与太郎さんのナゾナゾはバカにしていたら、反対に負ける羽目に
「我孫子宿」  長谷川伸「一本刀土俵入」のパロディ。刑事と詐欺師の宿での絡み
「天河屋義平」  忠臣蔵十段目「天河屋の義平は男でござる」の義平と由良助は
「尼恋」  尼になる娘に恋心が募り、恋文を代書してもらうと
「雨乞い源兵衛」  雨を降らせるには天気予報より難しいのに、タイミングが合えば
「雨夜の傘」  怪談話。金になることなら病人でも殺し、妹まで殺めた結末は
「阿弥陀池」  「新聞記事」の原点。誰が行けと言うた、へぇ、阿弥陀が行け(=池)と言いました
「有馬のおふじ」  小湯女のおふじを浅草馬道に囲った。奥様に見つかり一緒に住み始め
「あわび熨斗」  結婚祝いに尾頭付きを持って行きたかったが、あわびを持って行ったら
「あわもち」  粟餅を使って吉原で女郎をビックリさせる遊びをすることになった
「按七」  →「七の字」
「あんまの幸治」  三遊亭圓朝作「緑林門松竹」の後半。幸治が質屋の番頭の悪事を見破る
「あんまの炬燵」  寒い冬の夜、眠れない小僧のため、按摩に酒を飲ませて炬燵になってもらう
「言い訳座頭」  暮れの借金取りを撃退するのに、言い訳を座頭に頼んだが
「家見舞い」  兄貴の新築祝いに、水瓶を贈ることにしたが銭が無いので肥瓶を
「いが栗」  山道で見た辻堂の怪僧は何を恨んで娘や村に呪いを掛けているのか
「いかけ屋」  いかけ屋が仕事をするのに、悪ガキ連の邪魔が入ると
「池田の猪買い」  昔は小旅行だった大阪から池田まで、新鮮な猪の肉を買いに
「池田屋」  新撰組近藤勇が幕末に志士たちを殺害した池田屋騒動を落語に
「居酒屋」  できますものは汁柱鱈昆布鮟鱇のようなもの鰤にお芋に酢蛸・・・へ〜ぃ
「意地比べ」  男は意地を張るのも必要だが、張りすぎると
「伊勢参り」  →「百人坊主」
「居候講釈」  若旦那の居候が独り立ちしたいと、皆を集めて講談を語り始めるが
「磯の鮑」  吉原を、教えてもらったように出掛けてきたが、どこか半ちくで
「いたりきたり」  飼っていたのが、『いたりきたり』と『でたりはいったり』、その動物とは
「一眼国」  見世物に一つ目が北の方に住んでいると聞いたので出掛けたら
「市助酒」  船場でも夜、火の回りを市助が致します。酒癖が悪いので
「一分茶番」  飯炊き権助さん、口ではお役者さんだと言うので代役として出たが
「一日公方」  六本木の大工の市兵衛さん、親孝行なので公方になってみたいと願った
「一文笛」  米朝師を偲んで、スリが更正するにはそれなりの苦労が
「稲荷俥」  高津宮から産湯稲荷まで俥に乗せた客から福を授けてもらったが
「犬の災難」  酒が呑みたさに、肴も酒も犬のせいに押しつけて、 「猫の災難」の犬版
「猪の酒」  山奥の宿で旨い猪の鍋と旨い猪の酒を呑ませてもらったが、それは・・・
「命」(いのち)  芸者家の経営者は芸者から、男連中の捌き方まで気苦労は多いもの
「今戸焼き」  女房はカミさん連中と芝居に出かけ、怒ると「あなたは福助似」だという
「芋俵」  泥棒も考えたが、芋俵に入った仲間がアクシデントに遭い
「イモリの黒焼き」  米屋小町と言われる娘に恋い焦がれたが、モテる要素が無いので
「色事根問」  モテるためには、いちミエ、にオトコ、さんカネ、しゲェ、ごセェ、ろくオボコ・・・
「植木のお化け」  庭の植木を枯らしてしまったので、植木達が夜ごとお化けになって出現
「植木屋娘」  植木屋の娘は十七.八で器量好し。婿さんをもらいたいが 
「浮世床」  江戸っ子のたしなみは湯屋に床屋。順番待ちは人それぞれ
「浮世根問」  根掘り葉掘り聞いて、相手が詰まるのをおもしろがって見ている八っつあん
「浮世風呂」  江戸時代の湯屋の風景と、女湯と男湯の違いを
「牛の丸薬」  雨に濡れたアンカから黒い丸薬を造り、牛の良薬だと欺し売りつけた
「宇治の柴船」  絵の中の女に一目惚れ、その女に会いたさに宇治まで来たが
「嘘つき村」  親父は富士山が倒れそうになったので、線香持ってつっかい棒しに行った
「宇宙戦争」  空飛ぶ円盤が邪悪な女達を吸い込んで消えた。その後に飛んで来た円盤には
「うどん屋」  寒い夜に儲かる話しばかりはない。酔っ払いに絡まれると
「鰻の幇間」  野だいこがカモを引っかけ鰻屋で飲み食いしたが、大変な座敷で
「卯の日詣り」、「三人片輪」  せむしにかったいの姿で、住吉大社の卯の日にお詣りしたが、茶屋でも
「産湯狐」  お婆さんの息子が家を出てしまった。陰膳を持って産湯稲荷に運んだら
「馬のす」  テグスの代わりに、馬の尻尾を抜くと大変だ
「馬の田楽」  背中に味噌樽を付けた馬は何処に行ってしまったのか
「梅津忠兵衛」  深夜の山道で女から赤児を預かって欲しいと、すぐ帰って来るからと懇願
「梅の春」  下関の長門長府藩の殿様の毛利元義は風流を好む文化人だった
「恨み酒」  10年前に来た時の対応が悪かったが、今来てみると
「ウワバミ」  山道を急ぐ男と女が、次々にウワバミに吞まれてしまった。その二人は
「うんつく」  →「長者番付」
「運転手募集」  運転手の採用試験で、各自に過去の交通事故を聞く事になるが
「江戸荒物」  大阪で江戸荒物屋を開いたが、言葉が違ってテンヤワンヤ
「艶笑噺」  円生の艶笑小咄3話。美人局、浮気止めのまじない、ガマの油売りの娘。
「鶯宿梅」
(おうしゅくばい)
 ”勅なればいともかしこし鶯の 宿はと問はばいかが答へむ”の落語化
「近江八景」  吉原の好きな女が来年の3月に年期が明けるので本心を占ってもらうと
「お好み床」  お客さんのリクエストに応えて、ひげ剃りをする床屋さん
「おしくら」  宿で夜伽のおしくらを買ったが、一人足りないので間に合わせたおしくらは
「お七」  生まれた子の名前”お初”、”お七”で皮肉合戦
「お玉牛」  山の中の村に、若き美女が突然現れたので、男連中はソワソワ
「お茶汲み」  遊女は手練手管、お涙頂戴がどんなことになるか
「乙女饅頭」  顔も気立ても良い遊女おもとさん、九郎助稲荷に毎晩願掛けに通っていた
「鬼あざみ」  悪ガキが大きくなって、鬼あざみと呼ばれる悪党になった
「お婆さん三代姿」  江戸幕末のお婆さんと、明治が良かったというお婆さん、50年後は
「お婆ちゃんのお見合い」  「茶飲み友達と昔話を話したら・・・」と騙して、見合いの場所に
「おはぎ大好き」  彼岸に貰ったおはぎ、他人には食べさせたくない。その方法は
「お化け長屋」  長屋にお化けが出るという触れ込みで、入居者を断っていたが
「お文さん」  若旦那の芸子に子供が出来たが、家に入れるには乳母として
「親子茶屋」  「遊んだことのない男は人が使えない」と言いますが、この親子は秀逸
「親の顔」  金ちゃんの親の顔を見たいというので、学校に呼び出されて担任と対峙
「泳ぎの医者」  ヤブ医者の一人。誤診して患者の親に川に放り込まれ、逃げ帰ってきた
「おらが火事」  温泉旅館に泊まって非常口が分からない、で避難訓練をしたら
か〜こ
「蚊いくさ」  八百屋が剣術してる場合では無い。蚊帳も吊れず蚊に責められ
「貝野村」  丹波の山の中、”手水を回す”が解らない。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
「鏡」  新作入選作。自分でも鏡を見たくないような娘が結婚すると
「鏡代」  有る男が呉服屋の娘を見初めて恋煩い。仕立てを頼む中に恋文を入れたが
「加賀見山」  嫉妬と陰謀が渦巻く奥御殿で繰り広げられる、女たちの争いを歌舞伎から観る
「角右衛門の娘」  忠臣蔵外伝。角右衛門の死によって討ち入りに参加できないので娘が
「鶴満寺」  大阪鶴満寺の名桜を愛でたいと思って、花見に来てみれば
「掛け取り萬歳」  大晦日になってカケ取りが来ても裏長屋では払えない。色々知恵を出して
「笠碁」  碁は勝負するものではなく、親交を深めるもの。待ったも大いに結構
「累草子」(かさねぞうし)  与右衛門は越中の養家を飛び出して、親不知の宿で美声のお磯に出合った
「風邪の神送り」  若者が集まって、町内から風邪の神送りをしようと行動を起こす
「片袖」  墓荒らしが成功して、その上に娘の両親から100両の金を騙り取る
「活々坊」  →「徳利妻」、「徳利の女房」
「カボチャ屋」  カボチャを売るのは上を見て商いをする。与太郎さん喉の奥まで日に当てて
「釜泥」  豆腐屋さん、お釜を盗まれるので、一計を案じ釜の中に寝ることにした
「釜猫」  若旦那の極道が過ぎて家に缶詰。抜け出すには釜に入って
「紙入」  出入りのご新造さんから旦那が居ないからいらっしゃい、と言う手紙をもらった
「紙屑屋」  居候している若旦那、初めて働くがまだまだ抜けない遊び心
「雷の褌  雷一家はその伝統を息子に伝えるが、若いがゆえの失敗もある
「がみはり」  →「めがね屋」、「眼鏡屋盗人」
「亀佐」  「亀佐」といぅのは亀屋佐京という、滋賀県に名代の艾(モグサ)屋さん
「亀田鵬斎」  亀田鵬斎がおでん燗酒屋に書いてあげた小障子看板が
「カラオケ病院」  病院も患者が減ってきたので起死回生の案が出た。カラオケはどうだ
「カラクリ屋」  大飯ぐらいの仙吉は暇を出されたが、お嬢さんを連れて叔父さんの家に駆け落ち
「唐茶屋」  「朝比奈島巡り」という絵草子を見て、唐の国や大人島・小人島・女島に行くことに
「軽業」  喜六と清八は伊勢参りの帰り道、大道芸の数々を観る
「蛙茶番」(かわずちゃばん)  素人芝居で、跳ねっ返りの半公が舞台番を勤めるのだが
「かんしゃく」  癇癪の固まりをほぐすのが奥様の役目。ご婦人は損でございます
「堪忍袋」  夫婦喧嘩も堪忍が足りないので、その悪口を袋に詰めて
「看板のピン」  サイコロ賭博、人まねで上手く行ったことは無い
「祇園会」 (祇園祭)  上方と江戸のお国自慢をやり過ぎると、さてどうなることやら
「義眼」  義眼を誤って飲み込んでしまったら、さぁ〜大変
「菊江の仏壇」  御新造にそっくりな柳橋のお菊を店に呼んで遊んでいると、大旦那がお帰り
「雉子政談」  里山に住む夫婦の家に雉子が飛び込んできた。親父の生まれ変わりか
「紀州飛脚」  艶笑落語。足が速い飛脚はどの足が速いのか
「木津の勘助」  大坂の木津川を改修し、飢饉の時幕府の米蔵を破って民衆を助ける
「喜撰小僧」  定吉は、おかみさんに頼まれ、旦那の妾宅に付けて行と
「狐芝居」  下っ端役者が山の中で仮名手本忠臣蔵・四段目を観た。良い役者揃いだが
「肝潰し」  実の妹を殺してまで、義理の弟の命を助けたい
「きゃいのう」  役者になって馬や牛、猪になったが、出世して渡り台詞の役を
「気養い帳」  三井、安田、三菱、住友、鴻池に大金を貸し付けたが、まだ返さない
「九州吹き戻し」  肥後の熊本から江戸に帰りたくて船に乗ったのは良かったが
「狂歌家主」  大晦日、店賃も払えず、狂歌大好き大家のとこに、狂歌で言い訳に
「京の茶漬」  京で帰り際「お茶漬けでも・・・」と言われても、これが出た例しがない
「近日息子」  少しは気を回せとお父っつあんに言われて、気を回したのは良いが
「金玉医者」  現代のカウンセラーより腕が立つ、名医中の名医。でも、落語ですから
「黄金の大黒」  長屋の普請場で黄金の大黒を掘り当てた子供達。そのお礼に
「くず湯」  会いたかった孫の家を訪れたら、孫嫁にくず湯と芥子湯のサービスを
「九段目」  仮名手本忠臣蔵の九段目を素人芝居で飾ろうとしますが
「口入屋」  →「引越の夢」
「首屋」  何やっても上手く行かない。だったら自分の首を売ってしまおう
「工夫の医者」  ヤブ医者が考えた。サナダムシを駆除するには蛙、蛇、ナメクジを順に飲むと
「熊坂」  別名「熊坂長範」。賊に入った大悪党熊坂長範と若き牛若の活躍
「くやみ」  お店の旦那が亡くなって、悔やみに出掛けるのだが、それが難しい
「蔵丁稚」  →「四段目」
「廓大学」  中国の四書と廓のはなしを若旦那は取り替えて講釈
「廓の穴」  吉原での冷やかし、羅生門河岸、格子前で考える客に若い衆
「鍬潟」(くわがた)  二尺足らずの小男が背を伸ばしたいばっかりに関取になると
「桑名船」  桑名に渡る七里の渡しに乗ったが、鮫が出てきて、さ〜大変
「慶安太平記・序」  京都に300両届けるのに、大金を持っているので、サァ〜大変
「稽古屋」  モテたい一心で稽古に行くが、稽古の本筋を間違えると
「袈裟御前」  亭主が有るのに恋慕されると、美人って、幸せなのか、不幸の元か
「月宮殿・星の都」  鰻に吊られて天空に昇ってしまったが、昔助けた鬼に案内され月宮殿に
「結婚式風景」  結婚披露宴で、祝辞の大袈裟なことがいろいろ・・・と
「けんか長屋」  つまらない夫婦の喧嘩に大家が巻き込まれ道行く人まで巻き込まれ
「けんげしゃ茶屋」  ゲンの悪いことばっかり言って楽しんでいる旦那が、元日早々
「源平盛衰記」  源平屋島の戦いで、那須与一が「扇の的」を見事打ち落とす
「源兵衛玉」  源兵衛さんの不幸を食い物に人魂を出して、着物を巻き上げる。江戸噺の「樟脳玉
「こいがめ」  「新築祝い」、「祝いの瓶」、「家見舞い」、「雪隠壺(せんちつぼ」、「雪隠(せんち)」
「小いな」  家族を芝居にやって、その隙に柳橋の小いなを呼んでドンチャン
「恋の柵」  上方から出て来た熱愛の二人だが、ひょんな事から女が心変わりして
「鯉船」  若旦那と一緒に淀川に網打ちに出かけ、磯七が逃がした鯉が戻ってきて
「香典返し」  亡くなった父親が、あの世で女を作って、その金を息子に催促
「鴻池の犬」  同じ兄弟犬でも運の違いが有るものです。
「五月幟」(ごがつのぼり)  初節句に買わなければならない五月人形を買わずに飲んでしまった熊さん
「故郷へ錦」  子供だと思っていた息子が恋煩い。なんと母親に恋をしてしまった
「後家馬子」  裏長屋の後家さんが、娘より孫の方が大事だという。
「五光」  山道を間違え、たどり着いた家で娘が病の床に居た。「いが栗」の原話。
「小言念仏」  念仏を唱えながら、いろいろな小言でも殺生禁断のどじょう汁の指示とは
「心のともしび」  無筆の大工が娘の結婚話を切っ掛けに、必死で字を習い始めるが
「五十四帖」  紫式部の『源氏物語』をベースに描かれた噺
「胡椒の悔やみ」  笑い上戸の男に悔やみの席で笑ってはいけないとコショウを渡すと
「御膳汁粉」  →「士族の商法
「滑稽清水」  女房が間男しているので、盲の杢の市は清水に目が開くように願掛けを
「碁泥」  碁に夢中になると、煙草の火種も、泥棒さんの出現にも無頓着
「小なさせ地蔵」  北海道は北見のお産婆さん、舛川ツネさんは明治中頃開拓時代活躍した
「子猫」  女衆のおなべさんは働き者だが、夜な夜な締まりを越えて出掛けて行く
「こぶとり爺さん」  昔話「こぶとり爺さん」は何が言いたいのか。家族そろって大激論
「瘤弁慶」  東の旅から、壁土食べて弁慶のコブが肩に出来て大騒動
「子ほめ」  大人を誉めることは難しい、ましてや子供を褒めるのは
「米揚げ笊」(こめあげいかき)  大阪は堂島に米揚げ笊(ザル)を売りに行ったら、強気の相場師は
「五目講釈」  →「居候講釈」
「凝り相撲」  相撲見物は楽しいものにもなりますが、懲りすぎると喜悲劇が
「権十郎の芝居」  権十郎の役者として下手か巧いかで口論の末辻斬りを、その後上野戦争で
「権助芝居」  →「一分茶番」
「権助提灯」  権助に提灯を持たせて、本妻さんとお妾さんの間を行ったり来たり
「こんにゃく問答」  禅宗のお坊さんに問答を挑まれたが、その結果は
「昆布巻芝居」  宮本武蔵と塚原卜伝の鍋の蓋で受け止める芝居をして、昆布巻の蓋を取る
さ〜そ
「西行」  佐藤 義清(さとう のりきよ)がどうして西行になってしまったのか
「サギ獲り」  鷺とりは大変。取れたら取れたで、鷺の勢いに負けて空を飛んだら
「酒の粕」  アルコールで酔うのもいろいろ有ります。酒の絞り粕で酔うなんて
「さじ加減」  住吉新地のお花さんを身請けしたが、身請け証文のことで裁判沙汰に
「五月幟」  →「五月幟」(ごがつのぼり)
「雑俳」  『口無しや鼻から下はすぐにあご』、迷句です。実生活でも使うフレーズ。
「里帰り」  里帰りしてきた娘が姑を殺すと言い出した。父親は一計を案じて
「真田小僧」  親から小遣いを巻き上げる知恵には長けた子供であった
「鮫講釈」  →「桑名船」
「猿丸太夫」  馬子相手に 「くちなしや鼻から下がすぐにあご」 と詠んで恥をかく
「三軒長屋」  両隣がうるさいと、真ん中のお妾さんからクレームがついた
「三国志」  『三国志』から、劉備、関羽、張飛、曹操、袁紹らが、活躍した時代を
「三十石」  東の旅の最後の行程、京都から大坂までの船旅
「三助の遊び」  風呂屋の釜が壊れて臨時休業。吉原に出掛けるのですが
「算段の平兵衛」  平兵衛夫婦は金に困って美人局を計ったが、カモの庄屋はコロリと死んで
「三で賽」  堅い男でも金が絡むと欲が出て、いかさま賽で全財産を
「三人片輪」  →「卯の日参り」
「三人兄弟」、「三人息子」  石町に大店が有りましたが、3人の息子がそろって大変な道楽者
「三人娘」  山奥の一軒家で、三人の娘に風呂を覗かれ、大変なお願いを
「三人無筆」  葬儀の受付で帳付けを頼まれたが、あいにく二人とも無筆なのでどうする
「三年酒」  酔うと3年は酔いが醒めないという酒を飲んで、葬儀も終わったが
「三年目」  愛らしい奥様が亡くなって、幽霊になって出てきたが、時既に遅し
「さんま火事」  吝い屋の地主に仕返しとして秋刀魚の煙で火事だ火事だと・・・
「さんま芝居」  村の鎮守様で芝居があった。幽霊の煙を秋刀魚で代用したが
「鹿政談」  宗教政治をしていた興福寺から、鹿の一件で政権を奪った奈良町奉行は
「地獄八景亡者戯」  死んだら閻魔大王の前に行かなければならない。その道筋の賑やかなこと
「地獄巡り」  「地獄八景亡者の戯れ」短縮バージョンの東京版
「持参金」  たった一つキズが有る女と一緒になったが、その持参金が
「地蔵の散髪」  体毛の多いのにも困った事が、トイレで綺麗に拭けないので
「士族の商法」  明治の初め武士の特権が無くなり、馴れない商売を始めたが失敗続き
「仕立て下ろし」  酒飲みにも色々な上戸があります。その奥様の愚痴を聞いてあげましょう
「七条の袈裟」  →「新右衛門狸」
「七段目」  歌舞伎に夢中の若旦那。小僧をつかまえ本身で芝居を始めれば
「七度狐」  旅人が茶屋で盗んだすり鉢を狐にぶつけ、七度騙され続ける
七の字  うわべは立派でも、七兵衛さん『七』の字も書けなければ仲間から
「質屋蔵」  質屋の三番蔵に夜な夜な化け物が出ると町で噂が出ているが
「指南書」  京都から草津への旅を、和尚が作ってくれた指南書を頼りに出掛けると
「死ぬなら今」  地獄の沙汰も金次第、地獄の閻魔や鬼を買収したら・・・
「芝居風呂」  芝居に凝って、湯屋を芝居小屋のように変えてしまった
「芝居の穴」  江戸期の芝居の裏話や、エピソードのオムニバス
「芝居の喧嘩」  町奴・幡随院長兵衛と旗本奴・水野十郎左衛門が芝居小屋で喧嘩を始めた
「しの字嫌い」  逆らうのが面白い、こ〜言う人が一番使いにくい。で、しの字を禁句にした
「渋酒」  峠の茶屋で渋酒を呑まされ縛られた男が居た。旅人も飲んでみると
「始末の極意」  ケチの集大成。(人差し指と親指の輪は)離さんのが極意じゃ
「地見屋」  どん底生活で失業同然の熊五郎。道に落ちている財布を拾い歩く地見屋に
「霜夜狸」  山の爺さんと古狸との親子以上のほのぼのとした心の交流
「蛇含草」  「蕎麦清」の上方版。大好物の餅を食べ過ぎて、消化薬(?)の蛇含草を飲んだら
「写経猿」  猿が写経を住職にねだり、大雪の日から寺に現れなくなった40年後
「写真の仇討」  →「指切り」
「社長の電話」  社員の長谷川は社長の声色を使って、電話で奥様を騙していたが
「修学旅行」  息子を修学旅行に出してやりたいが、金の算段で大騒ぎ
「宗論」  旦那の浄土真宗か息子のキリスト教か論争が果てしなく
「寿限無」  縁起の良い名前でも、あまりにも長い名前だったから
「寿命」  寿命が無くならないように、寿命を探しに信濃路までやって来たが
「出世夜鷹」  夜鷹でも一芸に秀でて、見る人が見ると引き上げてもらえる
「正月丁稚」  大店の正月に、縁起の良い事が続けば良いが、丁稚が場をかき回す
「上燗屋」  居酒屋で上燗を頼み、肴にはこぼれた豆や付け合わせを食べて
「将棋の殿様」  わがまま殿様が将棋を自分ルールで、家来を負かし鉄扇で頭を叩くと
「松竹梅」  結婚式の余興に松つぁん、竹さん、梅さんの三人がどう対応できるか
「樟脳玉」  相手の不幸を利用して、樟脳玉を人魂に見せつけて、悪巧みをするなんて
「商売根問」  雀の鳥取り、今度は鶯捕まえ、次にガタロ捕獲に乗り出したが
「蜀山人」  禁酒なので、雪月花、友あらば、良き肴、二日酔いの時は特に飲む
「除夜の雪」  除夜の晩に檀家の御寮人さんが忘れ物を持って来た。雪の境内に足跡がない
「白井左近」  「ちきり伊勢屋」のマクラで使われる噺を一席物とした易者の小話
「虱茶屋」  茶屋に虱を持って遊びに。芸者も幇間も大騒ぎ。  出囃子一覧
「尻餅」  貧乏長屋の年越しは大変。女房のまくった尻を叩いて餅つきの音を
「素人相撲」  相撲は今も昔も人気です。村相撲で、俺が一番と自慢が揃っているが
「白ざつま」  →「菊江の仏壇」
「しわい比べ」  ケチな人は何処までいくか。究極の吝嗇家は何をするか
「新右衛門狸」  上総の久留里で狸を助け、狸はその返礼に女房の妹に化けて
「新助市」  三遊亭圓朝作「緑林門松竹」の前半。医者を殺して毒薬を奪う
「新聞記事」  天麩羅屋に強盗が入って竹さんが殺されたが、直ぐに挙げられたのは
「水道のゴム屋」  水道のゴムを戦前は戸別訪問して売り歩いていた。その苦労話
「菅原息子」  「菅原伝授手習鑑・寺子屋」のパロディー。家に帰って来ても芝居口調で
「好きと恐い」  上方版饅頭恐いの前半部分。身投げ女の仕損ないは恐い
「すき焼き兄妹」  「妹に牛肉取られて豆腐焼」。歳取っても心温まる兄妹です
「ずっこけ」  →ずっこけの前半が「居酒屋」です。その中で解説
「酢豆腐」  自称食通と豪語している若旦那も、見たことも無い食べ物が出てくると
「須磨の浦風」  土用の暑い時期に、須磨の涼しい風を50日掛けて取りに行ったが
「相撲風景」  →「凝り相撲」
「税関風景」  関税が掛からないようにいろいろ知恵を働かせるのですが、相手はプロ
「清正公酒屋」  恋い焦がれて一緒になりたい二人なのに、両家が仲違いしているので
「清書無筆」  →「勉強」
「世辞屋」  世辞が使えない人用に、蓄音機を用いて世辞を売る商法を考えた
「背なで老いてる唐獅子牡丹」  任侠の世界も高齢化しているようで・・・。組長も九十になると
「相馬義景 月の夜話」  →「将門」
「粗忽の釘」  引っ越しが終わった粗忽者、長屋の薄壁に釘を打ち込んでしまった
「蕎麦の隠居」  お蕎麦が大好きな隠居が、毎日店に来るようになったが
「蕎麦の殿様」  下々のやることが珍しくてしょうが無い。人相を見たり、蕎麦を作ったり
た〜と
「太閤記」  豊臣秀吉を描いた大スペクタルのはずだったが、落語家によっては
「太閤の猿」  秀吉と同じ格好をさせた猿を、城中で飼ったお陰で騒動が
「鯛」  鯛の物語。料理屋の生け簀に入れられ、危うく網ですくわれるところでした
「たいこ腹」  幇間(たいこ)なのだから、大事な腹は守らなくてはいけない
「代書屋」  別名「代書」。履歴書を書いて欲しくて代書屋に来たが、分からないことだらけ
「大仏の眼」  奈良の大仏の眼が内部に落ちた。それを直すのに親子連れが来て
「大丸屋騒動」  次男の宗三郎、祇園遊びが過ぎて、彼女の所に逢いに行ったが
「ダイヤモンド」  亭主から買って貰ったダイヤの指輪、新ダイヤと分かった途端
「高砂や」  結婚式のお仲人さんは謡曲の”高砂”を謡わなくてはいけないが
「高瀬舟」  喜助と言って、三十歳ばかりになる男が弟を殺め、高瀬舟で大坂に
「滝口入道」  平家の武将時頼は桜の宴で出合った横笛に一目惚れ、二人は
「だくだく」  立派な家財道具だと思ったら、全て絵に描いたもの、その鎗で泥棒退治
竹の子」 (筍)  筍が隣の武士の屋敷に頭を出した。喜んで食べるにも隣家にご挨拶
竹の水仙」  左甚五郎は無一文で神奈川宿に逗留。酒を日に3升と肴を食べて
「蛸芝居」  店中の人間が芝居大好き。出入りの魚屋も、売り物の蛸までが
「蛸坊主」  僧侶風の4人が茶屋に来て生臭物を出したと強請(ゆする)がどうなる
「叩き蟹」  日本橋で餅を盗もうとした子供がいた。通りかかった甚五郎が
「たちきり」(立切り線香)  芸者遊びが度が過ぎて、蔵に閉じ込められた若旦那が現実に戻ると
「館林」  町人の八つぁん剣術にのめり込んで武者修行に出掛けたいと
「たぬき」  子狸を助けたら恩返しに来て、五円札に化け、鯉にも化けて
「狸茶屋」  大阪の遊廓新町で、男が馴染みの茶屋へ上がります
「狸の札」(たぬきのさつ)  子狸を助けたら恩返しに来て、五円札に子狸が化けた
「狸の化け寺」  畦鍬の連中が村にやって来たが、泊まる所がお化けが出る寺しか無いので
「狸娘」  芝居見物で相席になって、娘の色仕掛けで化かされる男連中
「田能久」  久兵衛さん、峠道でウワバミに吞まれそうになったが、タヌキと間違われ
「煙草好き」  刻み煙草が大好き。煙管で吸うだけで味が分かるヘビースモーカー
「田端君」  お婆ちゃん”野間おとみつ”と、高校時代の級友田端君とのエピソード
「旅の里扶持」  三代目正蔵が正喬と言った当時、破門され上州で苦労を
「試し酒」  5升の酒を、飲めるかどうか、賭けて飲むがいかに
「近眼の煮売り屋」  料理を並べて美酒を飲んでる仲間に、料理を盗んでくる方法を聞いたが
「茶金」  →「はてなの茶碗
「茶代」  茶店でどのぐらいの茶代を払えば良いのだろう
「たらちね」  新婚の嫁さんは余りにも、言葉が丁寧すぎて異次元の女性です
「団子兵衛」  下っ端の歌舞伎俳優は苦労が大変。雑用があって帰りも遅い
「だんじり狸」  子供に言った手前、雨の日にだんじり囃子を叩くことに
「短命」  伊勢屋の旦那が、三度死んだ。そんなに短命なのは何が原因
「近眼の煮売屋」  昼間から酒肴をやってる友人に仲間に入れて欲しかったが、自分で何とか
「茶釜のケンカ」  長屋のケンカを、漢学の先生に教えを受けて仲裁に入るが
「茶漬閻魔」  キリストや釈迦にご馳走になったが、茶漬けで朝食。閻魔の庁に出勤した
「茶漬間男」  茶漬けを食べているのに、間男と女房に二階を貸すなんて
「茶漬幽霊」  江戸落語「三年目」の上方版。お茶漬けを食べていると前妻の幽霊が出て
「忠臣蔵」  浅野内匠頭が高家筆頭吉良上野介に殿中で刃傷に及んだ。柳昇式忠臣蔵
「忠臣ぐらっ」  岡野金右衛門の絵図面取りを題材にした噺。吉良邸町内が必死で手伝うが
「長者番付」  東の旅の一コマ。造り酒屋で口から出た悪口を褒め言葉と弁解。別名「うんつく」
「長短」  親友でも気の長いのも居れば短いのも居る
「町内の若い衆」  兄ぃは普請を、我が家では子供が。それもみんな町内の若い衆が
「ちり塚お松」  →「出世夜鷹」
「ちりとてちん」  大坂版「酢豆腐」。知ったかぶりをする男に、腐敗した豆腐を食べさせると
「茶目八」  野太鼓の茶目八が旦那の家で大変なことに。江戸落語「王子の太鼓」の上方噺
「珍品落語集」  桂米朝が演った落語小話集。十三話の落語小話のオムニバス
「ついたて娘」  衝立の中の娘に恋をした青年。毎日毎日その娘に呼びかけていると
「突き落とし」  モテた奴は小便すると直ぐ分かる。若い衆にも並んでやらせると
「次の御用日」  とうやんと丁稚がやってまいりましたのが安綿橋。向こうから恐そうな男が
「月並み丁稚」  口上を忘れてしまった丁稚が、尻をつねってもらい思い出すと
「月に群雲」  泥棒の盗品を買う道具屋では、素人と分けるため合い言葉を使っていた
「鼓ヶ滝」  西行が摂津の鼓ヶ滝にきて、後世に残る歌を詠んだ
「つづらの間男」  葛籠に隠れた間男を、質屋に持ち込み七両二分で質入れをする
「壺」  幽霊が引っ越してきた住人と、壺に隠した現金の行方を追うと
「壺算」  1荷の壺を2荷の壺に買い換えるのに、その計算方法を巡って
「妻の酒」  妻に酒を覚えさせ、亭主の夜ごとの酒を理解させようと思ったが
「釣りの酒」  趣味の釣りの噺をすれば酒が飲めると、出掛けて行ったが 歌丸追悼噺
「釣堀にて」  初老のご隠居と若者が、出生の秘密を暮れの釣堀で話し始めた
「つる」  鶴は昔首長鳥と言った。どうして鶴というようになったか
「つるつる」  幇間の一八さん片思いだった芸者小菊から良い返事をもらったが
「手紙無筆」  無筆の兄貴が、読めると言って弟分の手紙を読み始めたが
「手切れ」  お手掛けさんも色々あるもんでございます。片方が熱が冷めてくると
「出来心」(花色木綿)  泥棒さんでも笑い転げる、何の裏にも花色木綿
「鉄拐」  北京の大店の余興に分身を出す鉄拐仙人と馬を出す張果老仙人、さて
「でば吉」  でば吉が遊女の本心を探ろうと心中を持ちかけますが。 「辰巳の辻占」の原話
「てれすこ」  ある漁港に珍魚があがった。さぁ〜名前が分からない。
「天狗さし」  →「念仏尺」
「転失気」  転失気の意味が分かったらサア〜大変。知ったかぶりもほどほどに
「天神山」  源助は幽霊と、安兵衛は狐と夫婦になって長屋に住んでいたが
「電車風景」  都電の車内風景の珍談奇談
「転宅」  泥棒君、事前の調べをもっとよくしていれば、夫婦約束もしなかったのに
「天王寺詣り」  彼岸の中日に引導鐘を撞きに、大阪は天王寺に参詣する
「電報違い」  名古屋から電報を打ったが、東京では電文から誤解が生じ
「峠の茶屋」  田舎だと思ってヨタ話をしたが、相手の方が一枚上だった
「胴斬り」  辻斬りに襲われ気が付いたら胴と足が別々に。胴は番台に、足は麩を踏みに
「胴乱幸助」  喧嘩仲裁が大好きな男が、芝居の主人公を本物と勘違いし
「時うどん」  大坂版時蕎麦。兄貴の見事な支払い方法を、真似をしたのだが
「戸棚の男」  美しきビーナスと結婚した男は毎日毎日が幸せか
「徳兵衛炬燵」  寒い冬夜、店の者に暖まって寝てもらおうと徳兵衛を炬燵にして布団に入ったが
「徳利妻」  活井旧室は俳諧の大先生、大変な奇人で酒気を切らしたことが無い
「特効薬」  精神科で治療を受けに入ったのに、患者の私が患者に診てもらった
「利根の渡し」  日光街道栗橋にあった房川の渡しで、盲になった男が復讐を掛けて
「土橋漫才」  性根腐った若旦那を土橋で待ち受け、番頭は追い剥ぎとして出たが
「豊竹屋」  義太夫で語る豊竹屋節右衛門に口三味線の花梨胴八を付けると・・・
「虎の子」  伜の亀ちゃんが難関の高校に受験した。亀ちゃんと発表を見に行くと
「とりや坊主」  →「万金丹」
「とんちき」  廓で女を取り合う客同士、相手のことをトンチキだと
「トンボさし」  トンボさしの仲間を家まで迎えに行くと、お母さんが昼寝をしていた。
「頓馬の使者」  女房にべた惚れの男が、吉原に行って家を追い出されてしまったが
な〜の
「長沢道二」  紅羅坊奈丸は落語の世界の人ですが、長沢道二は実在の神学者
「長襦袢」  怨念のこもった長襦袢が吉原と古着屋を回り回って事件を
「菜刀息子」  気の弱い息子が、親父に怒られ精一杯の反抗心で家出をしたが
「茄子娘」  住職、夢で会った娘と思っていたら、五年後には
「夏泥」  夏の貧乏長屋は、貧乏人が多く、どちらが被害者なのか
「夏の医者」  隣村から医者を呼んだが、夏の事、山の中で大騒動
「鍋墨大根」  長屋のお上に大根を値切り倒され、駕籠屋になったら関取を乗せてしまい
「成田詣」  成田詣りに出掛ける前夜のこと。「おいとま乞い」をする亀チャンの両親
「南極探検」  ホラ吹きの「弥次郎」を改作した噺。南極に行ってライオンと対峙
「二階ぞめき」  吉原の冷やかしに熱を上げている若旦那。自宅の二階に吉原を
「二階の間男」  →「茶漬け間男」(米朝)。「二階の間男」(円生)。
「二十四孝」  女房には手を上げ、母親には足を上げ、孝行をしようと思うが
「にせ金」  道具屋が酔っ払い元殿様のところに掛け金を取りにやってきたが
「日照権」  隣に14階建てのマンションが建つと、日当たりが悪くなる。解決策は
「二度目の清書」  内蔵助は理玖を離縁し、実家に帰した。二度目の文が届き本心が分かり
「二人酒」  酒飲みには笑い上戸に泣き上戸、怒り上戸に後引き上戸がいます。
「二人旅」  腹を空かせてやっとたどり着いた茶店なのに。酒は不味く肴も無い
「にゅう」  おバカの八吉が目利きの主人半田屋長兵衛になって使いに行ったが
「にらみ返し」  大晦日、掛け取りがやって来る。どう、逃げ切るか
「庭蟹」  番頭がすぐさま洒落た、庭に蟹が出てきた。”にわかに(庭蟹)洒落られません”
「抜け裏」  長屋の中を近道だと言って抜けていく人が多くなった。通れない工夫を
「ぬの字鼠」  雪舟なみに縛られた小僧が落ち葉を集めてぬの字を描き鼠になれと
「猫久」  猫のように大人しい久六が殺してやると脇差しを持ちだした
「猫塚の由来」  →「猫の恩返し」
「猫と金魚」  隣の猫が旦那の金魚を狙っている。どうしよう
「猫の恩返し」  猫も長く飼っていると飼い主の言葉が分かるようになる。その言葉通り・・・
「猫の災難」  猫のお余りの鯛をもらった。それを見て酒盛りの準備をするが
「猫の皿」  猫の飯皿は、高麗の梅鉢。茶屋の親父を騙して自分の物に
「猫屏風」  小坊主さん、修行より猫を画くのが大好きで、住職から大目玉
「鼠の耳」  艶笑噺。張形をめぐった騒動。
「年枝の怪談」  年枝が神奈川宿で按摩を殺して、どさ回りで修行を積んで、仏門に
「念仏尺」  京都で明治の初め頃まで「念仏ざし」という物差し店がありました。
「能狂言」  誰も知らない能狂言を、観せなければならないはめになった国元は
「軒付け」  浄瑠璃が上手くなるには稽古屋だけではなく、門口に立って語らないと
「野崎詣り」  野崎詣りの道中、舟の中と土手を行く参拝客同士が口げんか
「のっぺらぼう」  弁慶橋で助けた娘はのっぺらぼう、助けを求めた親父ものっぺらぼう
「のびる」  刀を切り詰めたた業物は、女を見ると元の長さに戻ろうとする
「呑める」  クセにもいろいろ・・・、口癖は自分も分からないうちに、口から飛び出す
は〜ほ
「白日の告白」  バレンタインでチョコレートを貰った彼女と約束したのは3月14日で
「羽衣の松」  あの有名な静岡の三保の松原で起こった天女の羽衣をえがいた噺
「化け物娘」  可愛かった娘が病気と怪我で二目と見られない顔になってしまった
「橋の婚礼」  両国橋の渡り初めの時、各地の橋達が集まってきます。婚礼も催され・・・
「裸の嫁入り」  嫁さんは裸一つで、『渋ウチワ』に『アンカが一つ』、それが花嫁の全財産
「八五郎坊主」  ずく念寺で得度したが、娑婆の風習が抜け無い、だけならまだしも
「初音の鼓」  名も知れない偽物を、初音の鼓と称して殿様に売りつけようとしたが
「はてなの茶碗」  安物の水が漏る茶碗でも、高貴な人の歌や名が座ると、大名器に出世
「花色木綿」  →「出来心」
「ハナコ」  温泉に到着したが、「あらかじめ申し上げておきます」の連発で旅の疲れが取れない
「噺家の夢」  あまりにも貨幣価値の低い地に来てしまった。鯛が1銭で、ヒラメとマグロを付けると
「はなの都」  神様から授かった長短の団扇。鼻を長くも短くも出来る団扇で金儲け
「羽根突き丁稚」  正月、娘になり掛かっている花ちゃんは羽根突きを楽しんでいる。そこに悪ガキが
「囃子長屋」  祭りのお囃子を長屋中で、夫婦喧嘩までお囃子で
「春雨茶屋」  →「鶯宿梅」
「春の雪」  材木問屋の甲州屋の孫が大火のおりに行方不明になった。発見されたが
「半分垢」  相撲取りの奥様が、亭主自慢で大きな身体だと自慢したが
「樊噲」(はんかい)  「志那の野ざらし」。樊噲が大暴れした中国の歴史を野ざらしで表現
「左の腕」  昔の悪さで腕に入れ墨を入れられてしまったが、今では堅気の卯助
「引越の夢」  女中の居る中二階に夜這いを掛けたが吊ってある鼠入らずが
「一人酒盛」  一人で飲んじゃ勿体ないから、飲み友達は大勢あるが、留さんと飲みたい
「雛鍔」  悪ガキが、四文銭を雛祭りの人形が差している刀の鍔に見立てて
「ひねりや」  曽根吉は、月並みの乗り物ではおもしろくないと、大八車で吉原入り
「姫初め」  艶笑話。東海道の袋井辺りでは正月2日は、夫婦の姫初めだった。「わしがかか」
「百人坊主」  「大山詣り」の上方版。伊勢参りの一行が坊主を一人作ったが
「兵庫船」  →「桑名船」(上方落語)
「表札」  仕送りが途絶えるのを恐れ、4年間落第していることにしたが親が出て来て
「日和違い」  一日の内でも天気が大きく変わる。誰か予報が出来る人は
「貧乏神」  貧乏神は金持ちを貧乏にする神。これ以上貧乏になれない奴には
「貧乏花見」  「長屋の花見」の上方版。長屋の連中がお花見に出掛けるが
「ふぐ鍋  「フグは食べたし命は惜しし」。食べればこんなに美味しい物は無いのに
「ふぐわ口  年越しに掛け取りに追われて弁解に大わらわの夫婦が、掛け取りの魚屋に
「無精床」  ここまで無精な親方の床屋では、いつまで続くことやら
「無精の代参」  不精者に能勢妙見山に代参を願ったのだが
「附子」  主人が小僧達に蜜を食べさせないために取った計画が裏目に出て
「武助馬」  馬の後ろ足になった武助だが、舞台ではしゃぎすぎて
「二つ面」  寄席では文明開化で幽霊も怖がるより、笑いが出る。その時は
「ふたなり」  七十を越えた爺さんが、今更妊娠、両性を持っているなんて
「仏師屋盗人」  仏師屋に入った泥棒、自分が落とした賓頭盧さんの首を接ぐ羽目に
「不動坊
 (不動坊火焔)
 不動坊のおかみさんは、御家になってやもめ達の憧れの元
「船弁慶」  いつもお供で行くから弁慶さんと呼ばれるが、今日は自前で仲間と船に乗る
「冬の遊び」  大阪新町での花魁道中。大スポンサーのわがままで太夫を引き出して冬の遊びを
「古手買い」  古着の木綿の袷を買いに行ったが、おバカさんが足元を見られ
「風呂敷」  風呂敷を使って、間男?を助け出す気転の良さ
「粉つぎ屋」  露の五郎の艶笑噺。新鉢を割られた娘の母親の新鉢を治す術
「平家物語」  祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。沙羅雙樹の花の色、盛者必衰の
「米朝艶笑噺」  桂米朝が艶笑噺「年の始め」「逢い引き」「骨董屋」等を披露しています。
「米朝艶笑噺U」  桂米朝が艶笑噺「おさん茂兵衛」「数取り」「三拍子」等を披露しています。
「べかこ」  肥前の武雄という温泉場で、上方落語家泥丹坊堅丸がお城に呼ばれて
「勉強」  寺子屋から学校制度が出来て、親父がやり込められる時代になった
「箒屋娘」  世間知らずの若旦那が、住吉神社に参拝に向かうと、見つけたのが
「牡丹灯籠・栗橋宿」  伴蔵お峰夫婦は江戸を離れ栗橋宿で荒物屋を成功させるが
「法華坊主」  後家さんのところで、朝鶏の鳴き声を法華の坊主と聞き違えて
「仏馬」  生臭坊主が私が馬から坊主に生まれ変わったとウソを真に受けたお百姓は
「仏の遊び」  生臭坊主と本尊のお釈迦様が連れ立って吉原に遊びに出掛ける
「骨違い」  誤って源ちゃんを殺すが、縁の下に隠したのに人骨が犬の骨に
「堀川」  酒極道より喧嘩極道の方が母親を苦しめる日々が多すぎる
「堀越村」  →「お玉牛」
「本膳」  村人は本膳の礼式が判らず、博識の手習いの先生に教えを請うたが
「本能寺」  三日太平記を落語で見せると、歌舞伎以上に歌舞伎らしい
「ポンコン」  →「初音の鼓」
ま〜も
「巻き返し」  夫婦喧嘩で時計とラジオを投げ出してしまった。隣から時計を借りたが
「孫、帰る」  夏休み、祖父母の家に孫の健一が一人で帰ってきた。
「将門」  権助さん、追い炊きを嫌さに屁理屈ばかり、でも
「松医者」  盆栽の松が枯れそう。治してやろうという者が現れたが
「松曳き」  粗忽な殿様と粗忽な家老が庭の松を移動する話ぐらいなら良いのだが
「真二つ」  成田の帰り道、道具屋さんは農家にお宝を発見
「ママさんコーラス」  公民館でダブルブッキングをしたが謝れば済むと思ったが
「まめだ」  芝居に夢中な右三郎さん、三津寺筋に住んでいたが、まめだの悪さが
「豆屋」  荷売り屋を、それも素人同然の相手に、やって良いことと悪いことがある
「万金丹」  字も書けない経も読めないニセ坊主が葬儀に出て戒名を授けると
「漫才の遊び」  漫才の万蔵さんと才蔵さんが別れる日、吉原に足を踏み入れると
「饅頭恐い」上方版  江戸版に身投げ噺が入ります。前半部分をまとめたのが「好きと恐い
「万病円」  傲慢な武士が町人に屁理屈を言いながら商人をいじめて行くのだが
「みかん売り」  初めてみかんを売りに行ったが、掛け値が分からずに上を向いて
「味噌蔵」  ケチな味噌屋の旦那が出掛けた隙に、ドガチャカドガチャカと
「みどりの窓口」  窓口で理不尽な要求を突きつけられ、飲みに行ったがそこでも
「都見物祇園祭」  →「祇園会」、「祇園祭」
「深山隠れ」  深山に住み着いた女頭目の山賊を退治に出掛けると
息子の紙入れ  故郷の親のありがたみは良いが、父親が歳と共に強情っ張りになると
「陸奥間違い」  陸奥守には伊達家と松野家があり、伊豆の守も知恵伊豆の他にもあった
「無筆の女房」  文盲の嫁さんがヤキモチの果て離縁状を書かせたが、お仲人に見せると
「村正」  →江戸噺の「大丸屋騒動」
「めがね屋」「眼鏡屋盗人」  新入りのドロボウを教育がてら店先を覗くと、店の中は
「目薬」  この粉薬は耳掻きに一杯女尻に付けべし、どう付けるか
「め組の喧嘩」  春、芝神明の境内で相撲取りと火消しの大喧嘩が起きた
「毛氈芝居」  芝居が解らない村で、『蔦紅葉宇都谷峠』の文弥殺しの場をやるが
「もぐら泥」  泥棒もいろいろ知恵を働かせて侵入の機会を狙うのだが
「桃太郎」  素直に寝た子が、今では桃太郎の話を聞かせても親がやり込められて
「モモリン」  ゆるキャラ・モモリンが1位を狙うが、市長が出て来て別の方向に
「もらい風呂」  自宅の風呂が壊れて隣の棟のお宅に、風呂を入らせてもらいに行ったが
「もろこし女房」  若い嫁さんが亡くなった。若旦那に惚れ込んで成仏しようにも成仏できない
や〜よ、ら〜ろ、わ・ん
「やかん」  知らないと言うことが言えない先生、やかんの語源を問われると
「厄払い」  与太郎さんだって、縁起商売の厄払いをするのですが
「弥次郎」  まぁ、ここまで嘘八百並べられたら天才です
「宿屋かか」  命も要らないほどの上客が、宿屋の女将を夜貸して欲しいと
「矢橋船」(やばせぶね)  矢橋から大津に掛けて、琵琶湖の南岸を船で渡していた船中記
「やぶ医者」  医者の名前を言っても通じないが、あの「やぶ医者」だと言えば誰でも分かる
「やんまの久次」  次男の久次は家督も継げず、博打場に出入りする生活を送っていた
「遺言」  親父が亡くなって、言い残したことが聞きたく、大阪中の親戚を回る。
「幽霊そば」  死んで法事も出してくれないので、屋台ソバ屋で働いて費用を作るが
「幽霊の辻」  水子池、首無し地蔵さん、父追橋、幽霊の辻、首くくりの松に何がある
「雪の子守唄」  イイ男とブサイ女が一緒になると吉と出るか凶と出るか男次第
「遊山船」  喜六・清八が大川の難波橋(なにわばし)に夕涼みに出掛けますと
「指切り」  芸者に裏切られた信次郎。芸者の写真に恨みを込めて切りさくと
「夢たまご」  夢が見られるゆで卵売りがやって来た。どんな夢が見られるか楽しみに
「夢の富」  仲間の鉄と買った富が当たったが、その金を鉄に強盗される夢を見て
「夢の焼きもち」  連れ合いの夢の中でも、真夢と想うことも焼きもちの原因
「夢八」  ”真夏の夜の夢”を落語で再現すると。恐いですねぇ。吊りの番だなんて
「よかちょろ」  若旦那は金が有れば吉原の花魁のところに入り浸り、旦那はカンカン
「欲の熊鷹」  5円札拾ったが、二人で分けるのに細かいのが無い。その解決法は
「吉住万蔵」  熊谷で出合った扇屋の娘”おいね”さんと永い付き合いになって
「吉野狐」  野狐一家が野施行で助かり、そのお礼に島三郎のとこに押しかけ女房
「与太郎戦記」  春風亭柳昇が重機関銃隊として、貨物船に乗り込み、戦火の中奮戦した
「四段目」  小僧の大好きな忠臣蔵四段目を一幕見で観てきてしまったために蔵に入れられ
「淀の鯉」  船遊びに板前として呼ばれたが、船は「板子一枚下は地獄」と言われ
「呼出電話」  電話は引いたが、呼出だけで一日中てんやわんや
「夜店風景」  縁日の見世物小屋にはお化け屋敷や大ザル、小ザル、大イタチなどワンサ
「寄合酒」  金と調理ができない職人連中が、肴を持ち寄って吞むことになったが
「弱法師」(よろぼし)  →「菜刀息子
「ラーメン屋」  ラーメンを食べた無銭飲食の若者を、実子のように応対する老夫婦
「竜宮」  落とした金を探しにビートルのフラスコに入って海底に出掛けるが
「悋気の独楽」  お内儀と妾の対立も辻占の独楽で、占うくらいだったら
「悋気の見本」  悋気が過ぎるのはいただけないが、全く焼かないのは
「老婆の休日」  病院で年寄りの変わった行動をウオッチングしたオムニバス
「六尺棒」  商家の若旦那幸太郎は女遊びが過ぎて、今日も帰りが遅い。親父は怒って
「ろくろっ首」  あたいも兄さんのように嫁が欲しい。嫁さんは財産家の美人だったが
「禍は下」  →上方版「権助魚」、桂米朝
「わしがかか」  →「姫初め
「笑い茸」  生まれてからこの方笑ったことが無い男、寄席に行ってもダメ、笑い茸ではどうだ
「ん回し」  ”ん”が言葉の中に入った数だけ肴の田楽がもらえる。みんな頑張って


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落語の舞台を歩く」で検索してみてください。301話有ります。

 

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落語の舞台を歩く」           ◆落語解説前半 301話

 

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